北海道に住んでいて東京や大阪、福岡などの都会や地方にいくと必ず言われることがあります。いつも美味しいものを食べているからどこに連れて行っていいのかわからないと言われます。でも、そんなに新鮮な物ばかり食べているわけではないのですよ。
そして、私はジャンクフードが大好きなのでB級グルメが大好きなんです。セミナー主催者の方はぜひとも覚えておいてくださいね(笑)。
とはいえ、北海道は新鮮で安い食材は揃っているのは事実です。ポイントは安くてうまいものです。高くてうまいのは、豊洲に行けば揃います。安くて満足できる海の幸、山の幸は北海道が少し抜けている感じはします。
さらに、突き詰めるとやっぱり自分の目で確かめて買えるのはとても良いです。漁港の近くの直売所などは良い食材の宝庫でもあります。
もっと言うなら、自分で調達することも可能です。陸からの釣りでも抱負な種類の魚が釣れます。鮭、ホッケ、カレイ、カジカ、イワシ、小サバ、ニシン、チカ、ヤリイカ、豆イカ、道南の方ではブリ(イナダ)も最近釣果が見られるようです。
北海道は食べて美味しい魚天国です。
釣りをする人には、釣ることだけが好きな人、釣って食べるのが好きな人など複数の人がいますが、私は後者の方で食べない魚はあまり釣れてほしくない方なのですが、広大の海の中なので上がって見るまではわかりません。この瞬間が楽しみでもあるのです。
爆釣できたとしてもあまりうれしくないのです。それは、釣った後に食べれるように処理をしなければなりません。そのことを思うと20匹も釣れればいいやと思ってしまいます。結構大変なんです。魚の種類もよりますが、100匹も釣ると時間にして3時間から4時間と腰がちょ〜痛くなります。
魚の捌きだけではありません。道具のメンテなどを含めると半日です(笑)。釣れないと嫌な気分になりますが、釣れすぎるのも考えものです。
新鮮に食べることを考えると釣り上げた瞬間に〆たりすることでより美味しくいただけるようになります。狭いバケツの中にいれて置くと多くのストレスが貯まりますし、バケツの中で息が絶えるということはもっとストレスがかかってしまうということです。
なので、釣り上げた時に適切に〆て、血に抜きをすることが大切になります。捌いた時にその結果は、まるで違う状態の魚になるのです。
今回は私が実際に捌いているところを動画にしてみました。
ニシンは骨が多くて大変なので、刺身にする場合は飾り包丁で小さい骨を切っておくことで舌触りもよく、骨があるかわからなくなるようになります。
ホッケの開きは一般的には背開きが多いのですが、地域によっては腹から開く場合もあるようです。